松本と宮崎

仕事のコンセプト

日本産のうるしの美しい表情に魅せられ、純粋な“和うるし”のみで、物作りをしています。漆の苗を植え、漆の畑をつくり、この“和うるし”という希有な素材を後世に残して行きたいと考えております。
日本産うるし独特のデリケートな表情を多くの方にごらんいただければと思っております。

和うるし工房あい 保有の国産漆の桶。大きい桶は五貫(約20kg)、中の桶は三貫(約12kg)、小さい桶は一貫(約4kg)。

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和うるし工房あい漆畑


■場  所/五色台(香川県高松市中山町)
■土地所有者/松本宮子(松本和明の祖母)
■植栽期間/2002年〜2017年(予定)
■広  さ/約3反
■植栽苗木/ウルシの木(分根法による阿波漆)
■植栽方法/畑を15分割して、15年間毎年植栽
■漆採取開始年度/2018年(予定)

工房のウルシ畑があるのは、高松市の五色台という山の中腹です。将来、漆樹液を採取するための畑です。
2002年から漆の苗(徳島産)を少しずつ植えていっており、初期に植えたものはかなり大きな木となりました。

この畑は、松本の実家のミカンを植えている農地で約3反の広さ。
この畑を15分割して、毎年植栽を続けていく計画になっています。(年によって秋植えになったり春植えになったりしています)

また、このウルシ畑は、徳島の漆掻き職人・東官平さんや地元の方のご協力を得て「公開植栽」を、工房主催で催し、ウルシに対する関心を深めていただく場所にしようとしております。